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2010/05/30

今度は買うための下調べなんだ!・・・プジョー206 試乗記 (上)

またまた車をレンタカーで借りて乗りまわした事を書くってやつです。いい加減に本業の話ししろっての!

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★★★★★★★★★★

私がプジョーって言うメーカーを知ったのは、かれこれ10年前の事です。その頃の自分の憧れと言えば、インプレッサのラリー仕様であり、同じラリーに出ているつながりで、プジョーの206を知り、「かっけーデザインだなあ」と思い、いっぺんに虜になってしまいました。もちろん欲しかったのは206のS16というグレード。それから数年たち、自分でクルマを持つようになりましたが、いつもプジョーのクルマは買い替えの度に候補に挙がるにもかかわらず、常に周囲(てか家族)の反対に押されて、これまで殆ど縁遠状態でした。

たまたま5年前に、ディーラーの長時間試乗のキャンペーンで307SWを乗ったのが、私の唯一のプジョー体験でしたが、今回かつての憧れだった206のハンドルを借りることとなり、期待半分、不安半分でハンドルを握りました。

ゴルフの記事でも書いたとおり、次の買い替え候補に三度挙がっているプジョーですが、ゴルフの圧倒的な出来の良さに感化されて、プジョーが面白く感じなかったらどうしよう?と、10年前には考えもしなかった思いが頭によぎり、かつての憧れが、いやはやどうしたもんかという感じです。

今回は1.4リッターのXTというグレード、5ドア、2001年式、距離59000kmと、相当な「中古車」。私が購入するのも、おそらくこれくらい距離のいった中古車になる事は間違いありません。その意味でも興味深い。車格は上ですが、年式も距離も近い我がゴルフワゴン、以前乗った新車同様の307SWの乗り味も思い出しながら、「フランス車って、中古はダメとの評判が高いが実際はどうなのか?」って事も合わせて考えてみたいと思います。

まず、走りだす前に外観や装備について。

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ドアを開閉した感じは、やっぱゴルフに比べるとだいぶ安っぽい。しかも、後部座席のドアは、開ける頻度が低いせいか、なんだかキシミ音がするし、ついでにヒンジにうっすらサビまで出てる!ゴルフ、いや、10年落ちの日本車だって、こんな事はないんじゃないか?

シートの第一印象は、なんだかあまり感心しません。座面が小さくて、日本のコンパクトカー乗っているのと大して変わらない。運転席の広々感はゴルフより上。室内幅は狭いはずなのですが、頭上の開放感とフロントガラスを大きめにする事で閉塞感を避けているようです。ただ、ミニバンのようにガランと広い訳ではなく、主に腰下のスペースを引き締める事によって、適度に包まれ感もあります。私にとっては、やっぱりダラダラに開放的なクルマよりは、この方が断然いいな。シートポジションは一番下に下げてもまだ高く、適切なポジションを取ろうとすると、腕が伸びきってしまう、ちょっと寝そべり気味、など、日本人の体格には、まだちょっと合っていない感じもします。ゴルフのように直立でビシッとしたポジションが出るのとは、違う。あとは走ってみてからの評価になりますね。

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一方、後部座席は、もちろん狭いことは狭いですが、車格とサイズを考えれば問題ないと思います。以前、某ディーラーで、ベストセラーの「軽なのに広々、しかも高級」というクルマの後部座席に腰掛けたんですが、確かに広さはすごいものの、シートの骨格がプアなのか、いすから転げ落ちる感(座面が斜めに傾斜している感)があって、ぜんぜん落ち着けなかった記憶があり、なんか謳っている「高級感」もまやかしじゃないかと思ったことがあります。私にとって大事なのは、絶対的なスペース効率でもなく、表皮が皮か布かでもありませんので、206の後席はまともな姿勢で座っていられる、と言う点で悪くないと思います。定員分のヘッドレストもシートベルトもあり、またそれがちゃんと「使える」仕様になっているし、後席中央のヘッドレストが左右席と同じものがついているのは、カタログやディーラー上の見栄えばかり気にする、どこぞのメーカーのクルマとは、大違いで、これが本当の意味での「気遣い」だと思うのですが、いかがでしょうか?

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装備、収納に関しては、私にはこれで十分です。オーディオのみ社外のMDデッキに変わっているので、ここの評価はできませんが、エアコン、パワーウィンドウの手探り操作性も良いし、収納も多い訳ではありませんが、非常に適切に配置されていて、過不足がありません。ドリンクホルダーは中途半端なつくりですが(グローブボックス内に簡易的なものがあるだけ)、ペットボトルはドアポケットに挿せるので、缶コーヒーを走行中に飲むなどという不届きなことをしなければ、何も問題なし。一番感心したのは、グローブボックスの中に専用の車検証入れのスペースがあったこと!最初に十分と書いたけど、実際は余計なものがない、という点で、もうこれは、ほんと、満点です。

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私にとって、トランクスペースは非常に大事な部分ですが、後席を倒してキーボードケースは斜めにしか入りませんでした。カタログには助手席も倒してウッドベースを積んである写真が載っていましたので、まあできるんでしょうが、長尺物を積むんだったらブレーク一択であることには変わりないでしょう。

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総じて、見た目品質なんかは日本車見慣れた目にはちゃちいんでしょうが、10年も前の車だし、そんなのどっちでもいいや。10年前にはとても新鮮だった外観デザインも、この丸型1.5ボックス、吊り目デザインがクルマのトレンドになってからは、なんとなく見飽きてしまった感があります。ピニンファリーナが入っていた306、406の方が、デザインとしては古くならないな。何が違うんだろう?カロッツェリアの仕事が、合理化の元でどんどん少なくなっている昨今ですが、底力という面では、プジョーデザインはピニンにはかなわないんじゃないか?と、素人の私にすら思えてなりません。

今回は冷やかし半分の試乗じゃないので、ちょっとここまで多くを書きすぎてしまいました。次は、実際に走り出したからのインプレッションを書きます。

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