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2009/09/28

名鉄美濃町線廃線探訪 (3)

美濃町線探訪の第3回。沿線もローカルムード満点になっていきます。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

電車は日野坂、岩田坂を登って行く。途中29パーミルの勾配票があって、写真に収めたかったんだけど、自分が坂を登る事に精一杯で、そこまで気が回らなかった。無念。

10iwatazaka_2 岩田坂駅

11iwata 岩田駅

坂を登りきった所に岩田坂駅、そこから坂をだらだら下って岩田駅。「岩田坂」より「岩田」の方が本家(意味不明)っぽくて利用者も多そうなのだが、実態は逆で、岩田坂の方が利用客が多かった(と記憶している)。どちらも交通量の多い国道沿いの駅。

12shimoakutami_1 岩田~下芥見間。左端は間違って写りこんだ私の自転車。まあご愛敬って事で。

岩田駅から700m、再び国道より離れ、我が道を行く美濃町線。ここから白金までは、車窓に変化もあって、当時の私にとっては最も楽しい区間だった。

12shimoakutami_2 下芥見駅ホーム

12shimoakutami_3 下芥見駅駅舎跡

これまで、バス停に毛が生えたような「電停」ばかり見てきた身分にとって、下芥見は、小さいながら駅舎もあって、ようやく駅らしい駅に巡り合えた気分だった。大体「あくたみ」という名も、幼い自分にはとても奇異なものと思い、何となく遠くへ来た感がしたものだった。

12shimoakutami_4 下芥見駅前の自転車置場。数台止まっている自転車は放置されたものには見えない。

下芥見駅を過ぎて間もなく、線路は各務用水と寄り添う。子供の私には、線路より高い位置を流れる水路に、とてつもない奇異感があり、また、(進行方向)右窓の景色をこの用水に遮られる事がたまらなく嫌だった。だから、車内が空いていれば、私は迷わず岐阜駅で左の席に座ったのだ。もちろん、運転席すぐ後ろが特等席である。

13kamiakutami_1 下芥見~上芥見間。

私が美濃町線の全駅の中で、最も好きな駅はと聞かれたら(たぶん聞かれないと思うが)、おそらく「上芥見」と答えると思う。線路は用水沿いから別れ、市道と合流した所に上芥見駅はある(あった)。ここから距離にして500mもないと思うが、「プチ路面電車」の様相で、上芥見もなんだか民家の裏庭みたいな感じで、どうにも可愛くて仕方がない。と言う訳で、写真もたくさん撮りましたので、私の上芥見駅に対するバカっぷりをとくとご覧ください。

13kamiakutami_2 上芥見駅

13kamiakutami_3_2 「上芥見」の駅名表を入れてあげたい

13kamiakutami_4 ちょうど「市道」と合流する地点

13kamiakutami_5 駅の北側にある11キロポスト

13kamiakutami_6 すぐにでも電車がやってきそうな雰囲気。

やがて市道と別れ、再び専用軌道に戻った美濃町線は、ちょっとした茂みの中を通り抜けると、踏切があり、いきなり視界が開ける。路線中最長の橋、津保川橋梁を渡るのだ。

14shirokane_1 橋梁跡、岐阜市側から関市側を望む

残念ながら橋梁は完全撤去され、かつては美濃町線随一の撮影スポットと言われた橋梁は影も形も残っていなかった。私も、そんな鉄道ファンの知り合いに付き合って、ここで電車待ちしていた記憶がある。これはずっと後・・・と言っても20歳ごろのことなんだけど。ちなみにその時は、私、カメラ持ってましぇん。

14shirokane_2 かつての撮影スポット付近

14shirokane_3 橋梁跡を反対から。岐阜市側を望む

津保川を渡り終えると、岐阜市とはお別れ。ここから関市となる。私にとってみれば、いよいよじいちゃん(ばあちゃん)家が近い、とこういう訳だ。

(つづく)

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