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2009/09/25

名鉄美濃町線廃線探訪 (2)

2009年9月16日に行った美濃町線の廃線探訪、その2回目です。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

美濃町線は、岐阜東西通り(国道248号&県道岐阜巣南大野線)の中央を走って行く。今では、新しく開通した国道156号バイパスと岐阜環状線のおかげで、交通量は少なめだが、かつてはこの道こそが国道156号、岐阜~美濃のメインルートだったので、交通量もすさまじく、電車の走行もなかなか大変だったと思う。今は本当に静かだ。

06kitaishiki北一色電停付近

たぶん北一色駅のあった付近。当時乗っていても、どこにあるんだかよく分からないような駅だった。ホームがある訳でもなく、白線で仕切られていただけの所だったから、待っている方も命がけだったんじゃないだろうか。

07noishiki_1 北一色~野一色間

北一色から300m進むと、道路から分岐し、専用軌道を集落の中へ分け入っていく。こちらはさすがに交通量の多い道(当時)だったから、踏切用の信号があった。もちろん、現在は撤去されている。

07noishiki_2

07noishiki_3 写真はどちらも北一色~野一色間

軌道跡は廃止後4年経た今でもほぼそのまま残っていて、線路を敷いたらすぐにでも電車を走らせられそうな雰囲気だ。子供の時は、ここから路面電車じゃなくなることがとても残念で、このへんから退屈し出した記憶がある。夏だと外から蝉の鳴き声がじゃんすか、その頃は冷房もないから、窓を全開にして、それでも暑くてうっとおしかった。

07noishiki_4野一色駅

07noishiki_5 ほぼ原形を留める2番ホーム

07noishiki_6 観光案内版

電車は野一色駅に到着。私が利用していた当時は日中は15分おきに電車が走っていた。単純計算すると7分半ごとに対向電車と交換していたことになるが、一閉塞区間の中では、競輪場前とここの間が、距離の割には時間がかかっていた区間で、たいてい下り電車が上り電車を待たせていた。

08kotoduka_1琴塚駅

08kotoduka_2 琴塚駅

野一色を出ると、電車は大きく右カーブを曲がり、再び国道(当時。現在は県道)沿いに出る。今度は路面を走ることなく、道路北側に専用軌道を作り、そこを走る。間もなくすると琴塚駅を通過・・・。私が乗った電車は、ほとんどが琴塚を「通過」していた。日中は、たいていホームに乗客がおらず、車掌がアナウンスの後、降車するお客がいないのを確認した後、自動的に通過扱いになっていた。非常に存在感の薄い駅だったが、廃線から4年たった今日でも、ホームはまだ完全に残っていて、石積みもまだどっしりとしている。

09hinobashi_1 (たぶん)日野橋駅付近

09hinobashi_2日野橋バス停

むしろ、当時は美濃町線の主要駅の一つで、徹明町からの電車の大半を折り返していた日野橋駅こそ、当時のものが何も残っていない。付近に女子大や新興住宅地があり、利用客も美濃町線の中間駅の中で、新関を除けば群を抜いて多かったはずである。確かに、当時だってホームと言っても、琴塚のそれに比べるとあるかないか分からないような簡素なものだったから、何も残っていなくて当然かもしれない。ホームに接して、雑貨だか菓子だかを売っている商店があったんだけど、今ではもちろん残っていない。

日野橋駅を過ぎると、間もなく国道156号バイパスが合流してくる。にわかに交通量が多くなり、軌道側に歩道も路側帯もない国道を自転車で進むのは正直きつい。とっとと軌道跡を潰して国道を拡幅させれば話は早いのに、廃線後4年たっても、今だに工事の気配すらない。156号バイパスは別に新しく作るらしいし、地元は、まだこの区間に鉄道か何かを復活させようと目論んでいるんだろうか・・・。

10iwatazaka_1 日野南6丁目信号。線路が残る。

(つづく)

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

※文中、子供のころの曖昧な記憶を引き出して書いている部分がありますので、間違っていたらご容赦ください。またご指摘も歓迎いたします。

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