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2008/12/08

愛車自慢ブログ外伝 ~ゴルフ5に試乗した、その2

さてさて、ゴルフ5試乗ブログの第2回です。

前回申し上げた、やっぱ「3」でいいや、って思った理由とは・・・?

つか、私はシロウトですから、理由を分析できるほど自動車に精通していませんが、印象だけを述べると、以下のような感じになります。

1.なんだかんだ言って味が「薄い」

ゴルフはベストセラーカーですから、誰が乗っても運転しやすいよう万人向けのセッティングをしてあるはずなんですが、そうは言っても、「3」は、まだまだ「グローバル」なんていう意識の薄い90年代(実際の開発は80年代)のドイツ車ですから、それなりに「クセ」は強いんですね。私も乗りなれるのに1ヶ月以上かかりましたし。でも、慣れると、この「クセ」が、実に心地良いんですね。この「3」の場合、ハンドルだのペダルだのシフトだの、つまり、手や足に直接触れる部分のすべての初動が「もっさり重ったるく」セッティングされています。

アクセルもブレーキも、踏み始めは本当にスローです。でも、踏み込めば、鋭い加速もあるし、100km/hからでも、実に安定して止まれます。ハンドルも同様、回し始めは重くてダルいですが、非常に正確だし、実は小回りも効く(最小回転半径は5.0m)。ホイールベースが短い分、現在の同クラスより、はるかにこの点では有利と思います。そして、ペダルもハンドルも同じフィーリングでセッティングしてあるので、走行のリズムが非常につかみやすい。リズムが掴み易い、というのは、操作に余計な神経を使いませんから、結果疲れにくい、とこういう訳なのです。

翻って、「5」だと、アクセルとブレーキで効き方が違う(アクセルはもっさり、ブレーキはかっちり)し、ハンドルも軽い。全部が軽ければ、それはそれで良いのですが、アクセルだけが異様に重たい。長時間乗っていませんのでなんとも言えませんが、なんとなしに、日本車に近いフィーリングだとも思います。これが商品の「グローバル化」だと言われれば、返す言葉もないのですけれど、なんだかつまらないなあって思います。だったら日本車の方がいいじゃん。

2.なんだかんだ言って「デカイ」

私の「3」の全幅は1695mm。「5」はハッチバックが1760mmで、ジェッタとヴァリアントは1785mmもあるそうです。確かに室内はゆったりしていますが、その分幅の広さは、絶対的な運転のし難さにつながります。なんでこの事を誰も言わないんだろ?みんな「サイズアップを感じさせない乗り味」とか。ありえないよ。狭い道での離合集散は確実にしづらいし、また、左側のサイドミラーを見る際の視線移動は確実に大きくなる。「死角」だって増える。また、ゴルフだけの問題として、主に側突対策でしょうが、サイドシルの幅が広がり、地面から座面までの距離が長くなり、乗り降りがやたらし難くなった。ボディーは丸々と太り、「3」で私が褒め称えた「視覚」も、「5」ではシャープさに欠ける(見切りが悪い)印象です。

しっかしクルマってのはゴルフに限らすどんどんデカクなりますね。衝突安全だ、人間の成長だ、生活の豊かさだ、とか色々言われますけど、成長は背ではなく、主に横(禁句?)の事だと思うし、あとは見栄と、それから、デカイクルマを運転する=運転うまい、という一理あるんだけど、良く分からない価値観と、色々人間的欲望が交錯した結果なんでしょうねえ。ハードとしてのクルマは(不必要にデカくなると)確実につまらなくなると思うのだけど。

じゃあ軽なら、と言う方がいるかもしれませんが、私は今の軽も大きすぎると思っています。

3.なんだかんだ言って「安っぽい」

誤解にないように最初にお断りしますが、走らせてみて、ゴルフ5からは、微塵も安っぽさは感じませんよ。ハードも私ごときの短時間の試乗で尻尾を出すわけがありませんし、がっちりしたボディーだって相変わらずです。

でも、「5」の試乗を終え、「3」に乗り換えた際の、なんともいえない「守られ感」は、「5」からは感じなかったです。衝突実験やれば、確実に「5」の方が強靭なのに、なにか「5」は軽い気がする。絶対的な重量とは違う「重量感」、ボディーの「しっかり感」。

ある評論家が、ベンツの昔と今を比べ、「昔は不必要にコストをかけていた」と評していましたが、おそらくドイツ車全般にそうした傾向があったのではないでしょうか?「3」のボディーは、大衆車としては異例の「過剰品質」だったのかもしれません。私の「3」は、既に新車登録から10年以上経っていますが、少なくともボディーの建付けだけは未だ強靭で、どこも「ガタピシ」していない。「5」は10年後、どうなっているんでしょう?

[総じての印象]

私は「3」を2年以上乗っていますが、未だに飽きる事はありません。所詮オートマだし、特に速い訳でも、ハンドリングが優れている訳でもないのに、非常に運転していて奥の深い車だと思います。「5」はどうでしょうか?速さだとか、ハンドリングだとか性能と言うのは、半年も乗れば、じきに慣れます。その後に本当のその車の「価値」が分かってくるものだと思うのですが、「5」に数年間飽きずに乗れるか?私は上に挙げた3つの理由だけでも、少々不安に感じます。短時間の試乗では分からない、ゴルフ5の真の魅力が実は奥深くに潜んでいるんだ、という事であればいいのですけれどね。

けれどひとつ嬉しい事、それは、まだ、私が自分の愛車から、他の車に浮気をしようという感情が全く芽生えない事です。

もう数多くの車に試乗してるのにさ・・・、不思議だよね。

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