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2008年7月

2008/07/26

一人で来なよ!

よく知り合いなんかに

「オレのライブ、観に来てくれよ。」って誘うとさ、

「誰か一緒に行く人見つけたら行くよ。」って言う人、多いんだよね。

「一人でもいいよ。」ってオレが言うとさ、

「一人はちょっと・・・。」って返される。

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2008/07/15

8月10日にヘリテイジにて・・・

片山音楽世界ライブ at 三好ヘリテイジ

8月10日(日)19:00~ ヘリテイジ(三好町三好東荒田51)

出演)三祢沢信、丹治清貴、かなざわあきな、私

入場料)2,000円(1ドリンク無料)

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2008/07/09

ソナくそ第7回 お題「クロイツェル・ソナタ」まとめ

この「クロイツェル・ソナタ」の第一楽章というのは、提示部までのあまりにも結晶化されたすばらしい出来に対し、展開部より後は、悪い出来ではありませんが、最上とは言えない気がします。それは、おそらくこの曲がかなりのスピードで書き上げられた・・・と言うより書き上げざるを得なかった事情(初演の日程に合わせるため、ほぼやっつけに近い書かれ方をした)と無縁ではないと思います。逆にその状況でこのクオリティは、まさに神業ですが、もう少し腰を落ち着け時間をかければ、もっと充実したものを作ったでしょう。

でも、ベートーヴェンはそうしなかった。フィデリオ(「レオノーレ」)を、あれほどしゃにむになって改作をした男と同一人物とは思えない放り投げっぷりです。まあ、もともと一旦出来上がった作品を改作するなんていう弱々しい考えはベートーヴェンにはなかったけど。「男に二言はない」。むしろフィデリオが特殊だったんでしょう。

それどころか、このヴァイオリンとピアノのデュオという演奏形態にベートーヴェンが熱中する事はもはやなかった。この「クロイツェル」初演から8年もたった後に、第10番が書かれましたが、作品としては佳品であってももはや「戯れ」にすぎない。ブリッジタワーとの一件がトラウマになったのだろうか?おそらく違うでしょう。「クロイツェル」の楽譜を見ると良く分かるのですが、当時の楽器の性能で「ヴァイオリンとピアノを競わせる」というのに限界があったからだろうと推測します。「クロイツェル」のピアノパートを見ると、そこここにヴァイオリンとダイナミクス等のバランスを整えるのに苦労しているベートーヴェンの姿が垣間見える。そんなめんどクサいことをするより、ヴァイオリンを生かす道は他にもあるのですよ。例えばピアノトリオ、例えば弦楽四重奏・・・。

もうひとつ考えられるのは、耳の疾患が進行し、自らピアノを弾いてコンサートを催す事が困難になったことかなあ。それに耳鳴りが激しいと、ヴァイオリンの高音域というのは、かなり耳にとって苦痛だったのではないでしょうか?よっぽど誰かが金積んで注文しない限り、そうおいそれと作曲のペンを取る事はないと考えます。(実際第10番は最大のパトロン、ルドルフ大候の注文ですし)

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

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2008/07/07

ソナくそ第6回 お題(続々)「クロイツェル・ソナタ」

今回はいきなり本題です。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

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2008/07/04

ソナくそ第5回 お題(続)「クロイツェル・ソナタ」

前回「クロイツェル」というのは人の名前だと書きましたが、具体的には、この曲を捧げた当時著名なヴァイオリニストの名前です。でも、このヴァイオリニストはフランス人なので、本来は「クレゼール」と読ませるのですが。献呈文には「我が友」なんて書かれているそうですが、実際に親交はほとんどなく、要するに、この曲の初演時のパートナー「ブリッジタワー」というヴァイオリニストとケンカしたために、「お前になんかやらん、クロイツェルにくれてやるわい」と、あてつけがましく献呈文を書いたのではないでしょうか?

ケンカの理由はよくは分かっていません。女絡みというのが専らの噂で、当時フ○イデーがあれば、きっと「ベートーヴェン、ブリッジタワーと一人の女を巡り断絶」というゴシップを書いたでしょう。でもね、ベートーヴェンはそんなオンナごときでとやかく言う俗物じゃあないよ。音楽上での対立があったと考えるのが普通でしょう。私は実はそれだけではないかも?と思っていますが、これについては、何の確たる証拠もありませんので、とやかく口出しはいたしません。ただ、ベートーヴェンにとっては非常に旗色の悪い話だと思います。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

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2008/07/02

ソナくそ第4回 お題「クロイツェル・ソナタ」

今回のお題は「クロイツェル・ソナタ」です(ヴァイオリンとピアノのためのソナタ第9番イ長調op47)。ベートーヴェン33歳の時の作品・・・うわぁショックや、今のオレより若いじゃん。

ベートーヴェンの「クロイツェルソナタ」、この名前の「響き」も相当イケてるねえ。実際このタイトルの小説もあったっけ。クロイツェルというのは単なる人名なんだけど。

この曲、ベートーヴェン好きならキライな人いないでしょう?きっとそうでしょう。そうに決まっている。あったりまえじゃん。ベートーヴェンの一番おいしい部分がこんなにギュッと詰まっているんだぜ。第1楽章の英雄的なメロディー、第2楽章のうっとりするような優しさ、そして第3楽章の血わき肉踊る快感。どれかひとつだけ取り出したって十分な聴き応えなのに、それが三つセットになって1曲だなんてめちゃくちゃおトクだろ。聴いている間中、胸が躍りっぱなしとはまさにこの事。いやあ、オレ音楽出会えて良かったよお、ベートーヴェンとお知り合いになれて(なれてないって?)本当に幸せだよと、心から思える瞬間だわさ。

・・・いかんいかん、つい余計な事をしゃべってしまいましたが、そうそう、今回はソナタ形式を語る会なので、そちらに話題を振らなければいけませんね。

まずは「一般的なソナタ形式のフォーム」に則って、この曲の第1楽章の「提示部」と言う部分の分解を行っていきましょう。

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