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2008/02/15

CD解説漫談放談 第7回 お題「しあわせのうた」

    いんたびゅあ「ひとつお聞きしますが、あなたは今しあわせですか?」

片山「何、その振り方?いくら今回のお題が『しあわせのうた』だからって、それはないでしょ・・・。」

    いんたびゅあ「ちなみにタイトルは歌詞からつけたんですか?違いますよね。歌詞まだ出来てないって言っているし。だとすると、こんなタイトルをつけるって事は、何か、こうしあわせの意味って言うか、絵解きというか、しあわせに対する考え方があって、そういった色々が曲に対してこめられている、と考えるのが自然な成り行きだと思いますが。」

片山「いや、フツーそこまでは考えないよ。うん、オレの場合、歌詞のついていない曲のタイトルなんて、いつもテキトー、その場のノリ、以上。」

    いんたびゅあ「片山さんも、ファン心理を欺く発言が結構多いですよね。

片山「欺いているか?だってしょーがないじゃん。ほとんどの曲なんて、タイトル後付だもの。大体何かのテーマに沿って曲を書くなんてやったことがない。許されるなら、作品を全部番号で呼びたいくらい。クラシックはいいよね。『交響曲第一番』とか、『ピアノソナタ第三番』でいいんだから。オレも次からそうしようか、『ピアノソロ曲第一番』、『二台のピアノと、ベース、ドラムのための古風な組曲第七番』とか・・・。」

    いんたびゅあ「それつまんないですよ。」

片山「なまじっか標題(タイトル)なんてものがあるから、聞く人がそのタイトルのイメージに引っ張りまわされてしまう。この曲も『しあわせのうた』だからって、どんな意味かって、そんな事はどうだっていいじゃない。人の名前と一緒で、記号のようなもの、『ええっと、あの第ナン番とか・・・』と言うより『しあわせのうた』で言い易くて、人にも伝えやすい、まあ、曲の性格ともそんなにかけ離れていないし、いいかな?っていう程度にとどめておくべきでしょう。

    いんたびゅあ「今コレを読んだファンの多分何十人かは、ファンをやめる、と言い出しそうです。」

片山「大丈夫、オレのファン、そんなにいないから(笑)。でも、多分歌詞を作る時に、どこかに『しあわせのうた』というフレーズは入ると思います。そろそろ曲の解説はじめようか?

    いんたびゅあ「そうですね、では一般的な質問からします。この曲を聴いて普通の人がまず思うのは、その異様な長さでしょう。何分の曲でしたっけ?」

片山「9分」

    いんたびゅあ「普通の曲のおよそ倍、『贖罪の花』だと、優に3倍以上あります。」

片山「珍しくもなんともない。クラシックの例をあげるまでもなく、例えばプログレッシブロックの曲でも10分15分ザラだし。オレのこの曲の場合は全体をはっきり3部に分けているので、一部あたりの平均が3分。この曲を好きだと言ってくださる方に、長さのことは何も言及されないよ。

    いんたびゅあ「では全体を3部構成とした理由は?」

片山「質問の趣旨が良く分かんねえな。曲ってのは、現代みたいにサビ重視の時代じゃない頃は3部に分けて構成するのがごく一般的だったんだぜ。オレの曲もそれに沿ったまで。ちなみに『しあわせのうた』の構成は、大雑把に言うと(A-B-A)-(C-D-C)-(A-B-A)-コーダ。小さな3部構成を大きな3部構成でサンドウィッチしてある。この曲でこの構成をとったのは、最初に思いついた、先ほどの図式で行くと(A-B-A)の部分が、Cメジャー(ハ長調)で、屈託のないメロディー。つまり、明るくていいんだけど、陰影がない。この部分を際立たせるには、影(C-D-C)の部分が必要かな、と思って加えた。そんなこんなで、元々3分程度の曲がこの長さになっただけ。というより、曲の形式だの長さってのは、着想やメロディーの性格付けに合わせて決めていくのが本来であって、『何が何でも1曲を5分以内に収めなければならない』とか『Aメロはコレ、Bメロはコレ、じゃあサビはこんな感じで』、という発想から決めてゆくべきじゃあないよ。ほとんど誰にも支持されない意見だとは思うが。」

    いんたびゅあ「語りますねえ。曲も長いですが、今回の解説ブログもゲキ長です。おそらく、読者の大半がすでに読むのをやめてますよ。」

片山「いや、まだ序の口なんだけど。」

    いんたびゅあ「まだ語りますか?また別の機会にしましょう。最後にひとつだけ質問。あなたは今・・・。」

片山「しあわせじゃあないな。」   

    いんたびゅあ「クソー、読まれていたか。

(第8回へ続く)

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