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2007年11月

2007/11/29

CD制作日記 第5回「ジャケット写真撮影」

いよいよCD制作も佳境ですねぇ。

今週はジャケ写撮影です。

特に今回カバーフォト(メインの写真ね)を撮るにあたって、カメラマンどうしようかって散々悩んでました。悩みっても「誰に頼もうか?」って事じゃなくて、「あのヒトにお願いしようか、やめようか?」って所で、もうひとつ踏ん切りがつかなっくってさあ。

「あのヒト」・・・私の元上司です。

10年ほど前、カメラマンアシスタントをしていた時の、直属の上司、いえもう直属もクソもないですよ。その会社、その方と私の2人だけだったんですから。

アシ(スタント)だった頃のワタシ・・・もうはっきり言ってデキが悪くてねえ、不肖の弟子なんて生易しい言葉ではないですよ。私も若かりしで、いつも、何だこのオヤジ!と散々心で思いながら、言葉には出せず。だっておっかねえんだもん。このヒト。

だから、今回このヒトにお願いしようたって、足がそちらに向きません。ま、どうせ門前払いだろう、と半ばダメモトでお願いしたワケです。いやぁ、勇気いりました。

そのヒト・・・長谷川さんっていうんだけど、名古屋のスタジオをたたんで、地元で悠々自適に暮らしていました。自宅の敷地にめちゃくちゃおしゃれなスタジオ作っていた!

8年ぶりに門を叩いた不肖の弟子を、長谷川さんはニコニコと迎えてくれました。私の話にも大変乗り気で応じてくれ、本当に撮影当日は、ご自身のライフワークに携わるがごとく熱心に仕事していただきました。今はコマーシャルもやめていて、頼まれ仕事も、自分が気に入ったものしかOKしないんだそうです。いやぁよかったよかったヽ(´∀`)ノ

で、私が長谷川さんにお願いした理由と言うと・・・一言で言うと、「写真文化に対して、大きなプライドを持っている」事。昨今デジカメの隆盛で、もう、フツーに素人さんでも、かなり良い写真が撮れる。デジタルだからPCでいっくらでも修正きくしね。気軽に撮れるんだけど、その分一発に賭ける意気込みはないし、もうひとつは、デジタルって黒の階調がキタナイ。CDがよく調整されたアナログLPに音質がかなわないのと一緒で、本来デジカメはフィルムの代わりにはならないんだよね。

8年ぶりにおじゃましても、スタジオもデジタル一色に様変わりするわけがなく、見慣れた機材、見慣れたカメラがそこにデンと置かれているのをみると、予想通りだったけど、無性にうれしかった。このヒトはやっぱり軸足がブレてないって。モノクロ現像液が市販されなくなって、自分で調合してるんだってブツブツこぼしてたけど、やっぱ、それってすっげぇこだわりだよなあ。

写真ですか?もちろんモノクロで撮ってもらいましたよ。今回、カメラも特別に4×5インチフィルムという、化石のような規格のカメラを使いました。B全のポスターに引き伸ばしても髪の毛一本一本がきれいに写る、大変性能の良い規格です。私も昔一時期使ったことがある規格ですが、複写撮影ひとつまともにできんかった、あの頃。

出来上がりが楽しみです。個人的に・・・

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2007/11/23

CD制作日記 第4回「マスタリング」

20071121

今週、名古屋は東区にある某スタジオで、CDのマスタリング作業をやって来ました。

本来なら、私のような立場の人間が気軽に使えるスタジオではないのですが、何人かの方のご尽力により、実現することができました。感謝カンシャです。

写真はその時のひとコマ・・・、って完璧ヤラセ写真ッスけどね。ホントはもっと、ペコペコしてました(笑)

マスタリングというのは、MIXの終わったトラック一曲一曲を、市販CDの原盤に落としていく一連の作業のことでして、ここで、最終的な曲順や曲間、全体を通しての音質、音量の調整などを行っていきます。

今日は、そのマスタリング作業の中の、「全体の音質、音量の調整」についての功罪なんかを書こうかと思いましたが、業務多忙なのと、考えがなかなかまとまらなかったので、ちょっと割愛します。このことに関してはいずれまた!

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2007/11/14

11.13金山南ビルイベント

昨日(11月13日)、金山南ビルクリスマスイルミネーション点灯式、コラボライブに来て下さった皆様に、まずは一言お礼を言いたいと思います。

「ありがとうございました m(_ _)m」

室内だったものの、空調があまり効いていない底冷えするホールでのライブでしたが、意外と(笑)最後まで聞いてくださるお客様が多く、風邪でもひかないかしらん、と思いながら演奏していました。私のほうは汗ダックーでしたけど・・・

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

ここからは、いたって個人的な話。

こういうことをブログで公開するのが適当かどうかは分かりませんが、昨日、自分で弾いていて、感じたことを正直に書きます。

今回、自分のソロが3曲しかなかったんで、片山としては、その3曲のソロ・コーナーに一番自分の心血を注ぐことになるのは自然の成り行きです。

今までもそうだった。

でも、昨日はそれだけではなかった。

観に来て下さった方には快い発言ではないかもしれませんが、昨日の私のソロは、2曲目に弾いたオリジナル「君よりほかに愛せる人はいない」が全てです。

今までなら、おそらく、演奏の力点は3曲目の「ペチカ」あたりに置かれていたはずなのです。それは、自分で事前にそうしようと思って出来ることではなく、あくまでも、結果的にそういう流れになるってことです。ちょっと大げさに言うと「見えない力が働く」ってことでしょうか?

でも、昨日はそうはならなかった。

実際に聞かれている方にどのように届いているか、私は知る由もありませんが、私の中の意識は、確実にオリジナル曲に傾いています。

今までの私は、どっちかと言うとスタンダード曲のカバーに演奏の力点を置いていた。どうしても、オリジナル曲をやる時には、ある種の「気恥ずかしさ」とか、「どうせ、お客さんの知らない曲だから、だれも聞いちゃぁくれないだろう・・・」というあきらめとか、そういうものが入り交ざって、演奏もどこか気後れのするものだったように思う。

どうしてそれが変わったのかな?CDを作ると決心して吹っ切れたのか?

もちろんそれもある。でもそれだけじゃあない。

多分に、これは共演の山口君(津軽三味線の山口晃司氏)のせいでもあるな。

弱冠18歳とはいえ、実力、キャリア共に私の叶う相手ではないんだけど、やっぱ、彼のステージ作りを間近で見ていると、負けられん!という意識は、おのずと私の中に出てきているように思える。しかも、彼も最終的には自分のオリジナルで勝負しようってんだから、んじゃあ、こっちも、オリジナル出していくしかないもんね。

昨日のお客様は山口を見に来た方が大半だったと思う。だからこそ、「オレのコーナーで帰すわけにはいかん」と必死だったんですよ、実際。山口君があれだけ盛況で、私のソロになった途端、みんな一斉にゾロゾロ帰り出す様を、私は見たくないですから。やっぱ。

ちなみに、山口氏は、現在CD制作に全力を注いでおり、奇しくも、私とほぼ同時期に発売します。なので、私は勝手にライバル視してます。ま、あちらさんは、プロジェクトが組まれ、予算も潤沢にあり、私が家内制手工業で作るものと比較対象にはならないけど、ま、いいさ、オレが勝手に思っているだけのことだから。

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2007/11/07

CD制作日記 第3回 「ミックス完成」

とりあえず、今さっき全15曲のミックスが完成しました。

今ほとんど放心状態です。

体がへろへろです。

もうオレ的に十分です。

もう発売すんのやめようか、なんて・・・♪~( ̄ε ̄;)

ある意味、勝負はここからなんやけどね・・・

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

今日はライナー・ノートの話をします。

CDのジャケットウラなんかに冊子はさんで歌詞乗っけたりなんかする、アレのことですけど、ぶっちゃけ、どうしようかなぁってね・・・

一曲一曲の詳細な曲目解説をするも良し、誰も読まないであろう私の戯言を書くも良し、本来つくはずである「歌詞」を載っけるも良し、まぁ何でも好きにやればいいんだけど、問題は、「¥」の話で、当たり前のことながら、ページが多くなればなるだけ、コストってのは嵩むんですよ。

かといってトラック表だけってのも味気ないし、オレの写真ったって、こんな見栄えのしない男の載せガイがないってもんよ。

リスナーの皆さんは、普段どのくらいの方が、ライナー・ノートまで、目を通してるんでしょうか?

目下「第二の」悩みでございます。

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2007/11/01

CD制作日記 第2回

世間的に注目度マイナス100の「CD制作日記」。構わず第2回をやります。

昨日、ようやく(CDに収録予定の全15曲中)14曲めのアレンジ&ミックスが終わりました。あとは1曲、「バーガーショップ物語」という曲のインストバージョンを残すのみとなりました。

ちなみに14曲目は仮タイトル「鐘」と言う曲で、自分で言うのもなんですが、かなり複雑で込み入った曲だったんで、どんどん完成が後回しになりました。これは順当な結果ですが、最後が「バーガーショップ」・・・

これは、以前に私のヘナチョコボーカルバージョンで、数十枚CD-Rで周りの人に配ったことがあり、ほとんどアレンジもその時出来上がっていたので、何をいまさら・・・と言う感じなのですが、ここまで後回しにされるには、それなりに理由があるってことで、実は、未だにインストバージョンに直す際のアレンジの方向が決まってないのです。

とはいえ、私の集中力にも限界があり、ここ一両日中にアレンジを決めないと、また志半ばで投げ出してしまいそうなので、何とかせねば!と思っております。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

目下最大の問題は、収録合計時間のこと。

CDの一般的な規格ですと、収録合計時間は一枚あたり最大74分と決まっています。実は今回制作した15曲の合計時間が75分30秒、曲間のブランクを含めると76分にもなってしまうのです。解決方法は・・・

1).一曲もしくは一部分をカットして74分以内に詰める

2).無理言って76分でプレスしてもらう(できなくはないのですが、再生エラーなど、色々問題があるらしい)

のいずれかで、頭を悩ませています。商売的にはもちろん1)がベストで、無名のミュージシャンのCDなぞ、74分でも長すぎる、というのが「ビジネスを良くわかっている方」の共通意見です。

でもさ、今回スポンサーもプロモーターも全くつかず、全部費用は自分持ち、いわば、「好き勝手やれる絶好のチャンス」なのに、頭の中で電卓叩くのがどうにもこうにもイヤなので、片山としては2)で行きたいのが正直な気持ちです。

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