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2007/09/18

フルトヴェングラーかカラヤンか?

0918 『カラヤンとフルトヴェングラー』(中川右介著・幻冬舎刊)

最近読んだ本。

これと似たタイトルで元ベルリン・フィルのティンパニ奏者だったかの書いた著作もあって(『フルトヴェングラーかカラヤンか』ヴェルナー・テーリヒェン著)、そちらも読もうと思いながらまだ読んでないんだけど、コチラの本の内容は、戦中戦後のベルリン・フィルハーモニーを舞台に、ヘルベルト・フォン・カラヤン、ヴィルヘルム・フルトヴェングラー、(あとセルジュ・チェリビダッケ)という3人の指揮者を中心にした、覇権争い・・・つまりドロドロした内幕のドキュメンタリーを綴ったもの。エゲツナイと言えばえげつないし、面白いと言えば面白い内容の本で、徹夜して一気読みしてしまいました。

チェリビダッケはともかく、カラヤン、フルトヴェングラーと言えば、私ら、というより、私よりもう少し上の世代のクラシック・ファンには避けて通れない踏み絵みたいなモノで、どっちが指揮者として上か、芸術性が高いか、よく論争のネタになったもの・・・らしい。「らしい」と書いたのは、私自身にクラシック仲間が少なく、少ない仲間とそういう論争になる事は全くなかったからねぇ。

ちなみにウチの親(特にオフクロ)は完全なフルトヴェングラー派、というか私はオフクロからフルトヴェングラーを教えてもらったようなもので、当然ガキの時分は、他の指揮者なんてろくすっぽ知りゃぁしないから、フルトヴェングラーが指揮者ん中で一番エライと単純に思っていたものでした。オフクロもさることながら、その後、かの某音楽評論家(知っている人は知っている、K.U.なるお方です)のフルヴェン最高、カラヤン低俗なる文章に影響を受けてしまったせいで、学生時代は、それこそ単純にアンチカラヤンを気取ってマシタ・・・今から思うとえらい浅薄なもんです。

ま、この2人の人間性に関しては、本の内容に譲るとして、33年生きてきて、それなりに音楽について研鑽、考証(?)を重ねた結果、ベートーヴェン演奏に限っても、「フルトヴェングラーはみんなが言う程良くもない、カラヤンはみんなが言う程悪くない。」と思えるに至りました。進歩したでしょ!

どうせ私はカラヤンもフルトヴェングラーもナマで接した事は一度もなく、レコード(CD)でしか体験できないんで、どっちの演奏が良いかなんて語る資格も持ち合わせてないんだけど、それでも、大口を叩くからには、論拠っつうものも持ち出さねばならぬのも世の掟。

というわけで、聞き比べをしましょう・・・と思ったけど、もう夜遅いんだった。つづきは次回と言うことで。

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